ポルトガルのプリン型を使ったレシピ第三弾「オレンジとヴィーニョヴェルデの2色ゼリー」のレシピがcastella noteさんのサイトで公開されました🍊
ポルトガルの南のアルガルヴェ地方の農園にて、フェルナンドさんが何気なく出してくれた飲み物が、オレンジジュースのヴィーニョヴェルデ割。これがなんと美味しかったこと。その記憶を今回ゼリーに固めてみました。
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「来月ポルトガルに行ってくる」
と隣に住む父に伝えると、心配症過ぎる言葉が返ってくると思いきや、
「ならば、フェルナンドに会ってきてほしい」
と頼まれた。フェルナンドとは、日本の企業で働いてた父の元同僚のポルトガル人だ。帰国してから、夢だった農業を始めた。リタイヤ後に農業を始める人はうちの近所にも多い。それをイメージして行ってみると、とんでもなかった。
広大で緑に溢れ、キラキラ光る海にも近く、天国みたいな場所だった。
考えてみたら、私は全然知らない父の元同僚に会いに行った。しかも友人を引き連れてw
そして大歓迎してくれた。旅ってなんでもありにしてくれるから面白い。
この旅の一年前、家族に不幸があったから、私にとって”気持ちの整理の旅”になったのだけれど、父もまた、どんよりした気持ちを遠くに飛ばしたかったのかと思う。その思いを乗せて、私は一人でポルトガルに旅だった。
現地でカステラノートのまきちゃんと待ち合わせをして、一人では絶対にできない素敵な出会いに溢れた旅を企画してくれたので、そのお返しに、フェルナンドさんを紹介したいと思って一緒に会いに行ったのだった。
その後、アルガルヴェの籠バッグの買い付けに連れて行ってくれたそう。
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今回の器は全て margarida fabrica さんの器ですが、中でもこのブルーのラインの入ったお皿とこのオレンジゼリーの組み合わせが、空と海と太陽みたいで、南の暖かいアルガルヴェ地方を思い出して好きです😊
今回このプリン型のレシピを通して、改めて旅を思い出しました。同時にまたあんな旅がしたいなーと心の底から思います。
#旅と食と